まず5年前の自分を思い浮かべる
当時私は35歳。5歳年上の40歳の女性をおばさんだと思っていた。そして今、その年になってみて想像よりかけ離れていないことに驚いた。
おばさん生活は35歳の頃の自分が思っていたよりは居心地が悪くなく、快適とすら思うことがある。
ただ、自分自身の幼稚さに辟易することはしょっちゅうだ。いつまでも5歳の子どものままの自分を日々感じて「痛いおばさんだな〜」と自分につっこんでいる。
実年齢と精神年齢のギャップに戸惑う人は意外に多いのではないかとも思う。
恋愛と結婚は別
私の結婚は7年前の6月某日。
18歳からの付き合いの夫と別れたりくっついたりを経て33歳でゴールイン。
私も夫も相手を特別な存在と思いながらも自分にはこの人しか結婚できる相手はいないと妥協して結婚に至ったように思う。結婚を決めた瞬間はこの人が運命の人だ!と自分に思い込ませたりもしたが。。
よく言われる「恋愛と結婚は別」その言葉の意味を当時の私は理解していると思って夫を選んで結婚した。
夫に恋をしていたが、どこかで結婚相手としての計算も働いていた。その計算は間違いもたくさんあったし当たっていた部分もあった。
私は恋愛に対して外からは恋愛至上主義に見せかけながらどこか諦めのようなものを大切にしていた。
SATCが20代の私のバイブルだったのも影響していると思う。あのドラマを観たおかげで私は恋愛は大好きだけど、信用ならないものだと悟った。
「愛こそすべて」聴こえはいいしそう信じたい気持ちは今もあるが、恋愛の愛をすべてだと信じるには値しないし危険だと密かに思う。
密かにと言うのは、夫の前では「愛こそすべて」の自分を装っているからで。彼の女性に対する願望を叶えてあげたいからでもある。それを今、私は愛に似たものと呼んでいる。真の愛ではないかもしれないけれど似ている感情が夫へはあるので「ま、いっか〜。」と日々、粛々、悶々と過ごしている。
実年齢には追いついていないけれど、、
5年前の自分よりは年齢が上がったと感じるからヨシとしようじゃないか。
「おばさんって悪くないよ。」と5年前の私に声をかけてあげたい。
「ま、いっか〜。」で片付けられるようになった自分が大人になった気がする。。
また明日。